予算は10万円以下! コスパの高いノートパソコン5機種をピックアップ
「Windows 10」を搭載したモデルが出そろった今冬はパソコンを買い替える絶好のチャンスだ。最新モデルを選んでもいいが、「Windows 8.1」を搭載する旧モデルを安く入手して、自分でWindows 10へ無料でアップデートするのも賢い買い方と言える。今回は冬のボーナス特別企画として、10万円以下で購入できる注目モデルをピックアップ。選んだポイントは、ズバリ“コストパフォーマンス”。「○○を搭載しているのにこの価格」「○○なのにこれだけ安い」というモデルを厳選して紹介していきたい。
※文中の価格.com最安価格は2015年12月10日時点のものになります。
3万円で買えるWindows 10搭載モバイルノート
ASUS JAPAN「EeeBook X205TA Windows 10搭載モデル」
EeeBook X205TA Windows 10搭載モデル(ダークブルーモデル)
・ディスプレイ:11.6型(1366×768)・CPU:Atom Z3735F(1.33GHz)・メモリー:2GB・ストレージ:32GB eMMC・OS:Windows 10 Home 32ビット・統合ソフト:なし
人気の低価格モバイルノートの最新モデル。最大の魅力は3万円を切る安さで、Windows 10を搭載したノートパソコンとしては最安クラスだ。価格.comの「ノートパソコン」カテゴリーの売れ筋ランキングでは4位、注目ランキングでは1位に入っている(2015年12月10日時点)。安いだけでなく、スタイリッシュなデザインと1kgを切る軽量ボディも人気の理由だ。
“2015年版ネットブック”とでも言うべき本モデルだが、基本スペックはネットブックよりもずいぶんパワーアップしている。クアッドコアCPUの「Atom Z3735F」(1.33GHz)と2GBのメモリーの組み合わせは、Webページの閲覧やメールのチェック、文書の作成といったライトな用途には十分なパフォーマンスだ。ストレージは32GBと従来モデルから半減したが、32GBのmicroSDカードが付属しており、実質64GBで運用できる。バッテリー駆動時間もカタログスペックで約12.8時間と長く、高い携帯性を誇る。ユーザーからの評価も高く、とにかく安いノートパソコンを探している人にとって有力な選択肢になるのは間違いない。
価格.com最安価格は29,500円。カラーは、ダークブルー、ホワイト、レッドの3色があり、どのカラーも2015年12月10日時点では3万円を切っている。年末商戦に向けて、どれだけ価格が下がるのかにも注目したい。
5万円の2in1パソコンは500GBのHDDを搭載するのがポイント
日本エイサー「Aspire R3-131T」
Aspire R3-131T(スカイブルーモデル)
ディスプレイ:11.6型(1366×768)CPU:Celeron Dual-Core N3050(1.60GHz)メモリー:4GBストレージ:500GB HDDOS:Windows 10 Home 64ビット統合ソフト:KINGSOFT Office 2013 Standard
360度回転するヒンジを採用したコンバーチブルタイプの2in1パソコン。動画の視聴やプレゼンなど、さまざまなシーンに合わせて、本体のスタイルを切り替えられるのが特徴だ。価格.com最安価格は44,000円。タブレットスタイルで利用できるコンバーチブルタイプとしては手ごろな価格が魅力だ。
また、この価格帯では珍しく500GBのHDDを採用しているのもポイント。32GBや64GBのeMMCを搭載したモデルと比べると、スピードは劣るがストレージの容量不足で困ることはないだろう。CPUは「Celeron Dual-Core N3050」(1.60GHz)、メモリーは4GB。OSには「Windows 10 Home 64ビット」を採用する。重量が1.5kgと重いのが弱点で、ノートパソコンを携帯する頻度が高い人には向かないが、家での利用が中心という人にとっては魅力的なモデルと言える。カラーはクラウドホワイトとスカイブルーの2色。
128GBのSSDを搭載したハイスペックな2in1パソコン
レノボ・ジャパン「YOGA 3 11」
YOGA 3 11(エボニーブラックモデル)
ディスプレイ:11.6型(1920×1080)CPU:Core M-5Y10c(800MHz)メモリー:4GBストレージ:128GB SSDOS:Windows 8.1 Update 64ビット統合ソフト:なし
上記のAspire R3-131Tと同じコンバーチブルタイプの2in1パソコン。360度回転する液晶を活かし、通常のラップトップ型のほかに、タブレット型、テント型、スタンド型といった使い方ができる。「Core M-5Y10c」(800MHz)や128GBのSSDを搭載するなど、Aspire R3-131Tよりスペックがワンランク上なのが特徴で、スペックを重視する人に注目してほしい1台だ。
ディスプレイは11.6型で解像度は1920×1080のフルHD。本体サイズは290(幅)×197(奥行)×15.8(高さ)mm、重量は約1.1kg。無線LANはIEEE802.11acをサポート。外部インターフェイスが充実しており、USB3.0×1、USB2.0×2、SDカードスロット、Micro HDMI出力端子を備える。バッテリー駆動時間は約9.0時間(JEITA1.0)。価格.com最安価格は68,969円。
なお、14型の「YOGA 3 14」もラインアップする。こちらはCPUに「Core i5-5200U」(2.2GHz)を搭載しており、据え置きでの利用がメインなら14型モデルを選ぶのもありだ。
フルHD液晶、BDドライブ、Officeを搭載した万能モデル
東芝「dynabook T55/R」(2015年夏モデル)
dynabook T55/R(リュクスホワイトモデル)
・ディスプレイ:15.6型(1920×1080)・CPU:Core i3-5005U(2.0GHz)・メモリー:4GB・ストレージ:1TB HDD・OS:Windows 8.1 Update 64ビット・統合ソフト:Office Home and Business Premium
1920×1080のフルHD液晶とBDドライブを搭載したスタンダードモデル。2015年5月発売の旧モデルで、OSはWindows 8.1だが、無料でWindows 10にアップデート可能。
基本スペックは、CPUが「Core i3-5005U」(2.0GHz)、メモリーが4GB、ストレージが1TBのHDD。光学ドライブにBDドライブを搭載しており、BDのコンテンツを楽しんだり、写真や動画をBDに保存したりできる。また、コンテンツ保護技術「SeeQVault」にも対応しており、対応レコーダーで録画したテレビ番組をHD画質のまま、対応microSDメモリカードやUSB HDDにダビングして視聴できる。価格.com最安価格は89,752円。この価格で「Office Home and Business Premium」も搭載しており、万能型のモデルと言える。
10万円以下で一番ハイスペックなノートパソコン
ASUS JAPAN「X555UA-6500F」
X555UA-6500F
・ディスプレイ:15.6型(1920×1080)・CPU:Core i7- 6500U(2.5GHz)・メモリー:8GB・ストレージ:2TB HDD・OS:Windows 10 Home 64ビット・統合ソフト:なし
10万円以下で買える一番ハイスペックなモデル(価格.com限定モデルを除く)。インテルの最新CPU「Core i7-6500U」(2.5GHz)、8GBのメモリー、2TBのHDDを搭載しており、プライベートでもビジネスでもメインマシンとして十分に活用できるはずだ。スペックを重視する人に注目してもらいたい。
15.6型液晶ディスプレイの解像度は、1920×1080のフルHD。目にやさしい「ブルーライト軽減モード」や写真を鮮明に表示する「ビビッド」など、4つの表示モードを備える。使い勝手の面では、パームレストが熱くならない独自の「ASUS IceCool Design」を採用しており、長時間快適に作業できる。ただし、マイクロソフトのOfficeは搭載していないので、この点は注意したい。
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