長崎の大渋滞で、現場は大混乱。画像はイメージです(Cool-Rock.comさん撮影、flickrより)

長崎市三和町の土井首(どいのくび)バス停付近で2015年11月20日未明、水道管が破損する事故が起きた。一帯は一時冠水し、路面の一部が大きく陥没。事故の影響で起きた大規模な交通規制により、市中心部にまで影響を与える大渋滞が発生した。

規制が行われた国道499号は、長崎市内を南北に走る交通の要所。周囲を山に囲まれているため、迂回路が一切ないこともあり現場は大混乱。上下4車線のうち2車線が通行止めになり、報道によると最長で12キロの大渋滞が発生したという。

「車乗り捨てて環状線歩きよるやつおる」

通勤・通学ラッシュの時間が重なったこともあり、多くの人に影響が出た。ツイッターには、現場の混乱の様子を伝える投稿が相次いでいる。

現場から数キロ離れた女神大橋も、一時まったく車の動かない状況になったそうだ。渋滞の規模の大きさが窺える。

長崎市上下水道局の発表(20日15時現在)によれば、19時頃から交通規制を一部解除、22時ごろに全線規制解除の見込み。帰宅ラッシュの時間帯にも同様の渋滞が発生する可能性がありそうだ。土井首付近を通行する人は、帰宅時間をずらしたり、路面電車を利用するなど、何らかの対策を考えた方がいいかもしれない。