JR神戸線(東海道本線)で2015年11月16日朝、立て続けに人身事故と架線トラブルが起きた。月曜朝の通勤ラッシュ時とあって、各駅構内やホームは大混雑。昼すぎに順次運転を再開したが、現在も混乱が続いている。

JR住吉駅(Kzaralさん撮影、Flickrより)

まずは7時15分ごろ、住吉駅(神戸市)で人身事故が発生。尼崎〜西明石間の上下線が一時運転を見合わせたが、8時前までに順次運転を再開した。

約5000人が線路を歩く

運転再開直後の8時6分ごろ、今度は神戸〜元町間で架線トラブルが発生した。報道によると、走行中の新快速列車の運転士が切断を発見。3本の列車が駅間に停車し、乗っていた約5000人が、やむなく線路を歩くことになったという。

見合わせ区間は、芦屋〜姫路間と広範囲にわたる。ツイッターでは、該当車両の乗客による報告や、混乱する駅の様子が伝えられている。

架線切断から約4時間、ようやく12時15分から順次運転が再開された。しかし、現在も遅れは続いていて、その区間は大阪・新大阪や京都、米原、敦賀まで、広範囲におよんでいる。