出先でお腹を襲う突然の便意(尿意)! 今にも先っぽが「こんにちは」しそう! 必死に耐えながら、トイレを探す!

「神様――お願いします! なんとか持ちこたえさせてください!」

......のっけから下な話で恐縮だが、これを読んでいる皆さんも一度くらいはこんな体験をしたことがあるはずだ。

今回Jタウンネットでは各地のユーザーから、こうしたトイレにまつわる「危機一髪」の思い出を募った。

画像はイメージです(Tom Coppenさん撮影、Flickrより)

急停車した電車、効きすぎたクーラー

大阪府のAさん(30代男性)はある日、電車に乗って外出していた。季節は夏の盛り。車内にはクーラーが強めに効いている。

ところが電車は、駅と駅との間で急停車。なんでも前の電車が事故を起こしたため、一時停止を余儀なくされたという。じきに動き出すだろうと高をくくっていたAさんだが、手間取っているのか、なかなか復旧しない。強すぎるクーラーのせいで、停まりっぱなしの車内はいつしか冷蔵庫のように冷え冷え。

「トイレ行きたい......!」

便意を催してきたAさんだが、気ばかり焦っても運転は再開せず。結局30分ほど待たされた末に電車は動きだし、Aさんは途中下車してトイレに駆け込んだ。

括約筋を締めて家路を急ぐ

知人との食事会で、おいしいカキを堪能した北海道のBさん(40代女性)。ところが、帰り道に急にお腹に、差し込むような痛みが。

脂汗を流しながら耐えて、辛うじて玄関までたどり着いたが、足がむくんでしまってブーツが脱げない! 止むを得ずBさんはブーツのまま廊下を走り、辛うじてトイレを間に合わせた。

千葉県のCさん(30代女性)は、3カ月になったばかりの息子を連れて、初めて2人きりでスーパーへ買い物に出かけた。ところが、そのとき急な便意が。

問題は、息子がまだ首も座らない赤ちゃんだったこと。これではトイレ備え付けのベビーチェアに座らせることもできない。意を決して車に乗り、自宅まで引き返すことにしたものの、運悪く渋滞に巻き込まれてしまう。泣き出す息子。流れる冷や汗。辛うじて事なきを得たというが、Cさんいわく「生きた心地がしませんでした」。

子どもの前で必死に我慢

同じく子どもと一緒の状況で便意に襲われたのが、福岡県のDさん(40代男性)だ。家族サービスで遊園地に出かけたのが、よりにもよって観覧車に乗った直後、お腹が「ぐるるるるる......」。

観覧車から見える風景に大はしゃぎで、ゴンドラを揺らしながら「お父さん、あれ見てあれ見て!」と話しかけてくる子ども。Dさんはしかし、それどころではない。「ああうん、きれいだね......」などと生返事をしつつ、頭にあったのは「一刻も早く地上についてくれ」ということだけだった。

ここぞというときにお腹を壊してしまう

岩手県のEさん(20代女性)は、ストレスや不安などでお腹を壊してしまう「過敏性腸症候群」という持病を抱えている。中でも一番のピンチだったのが、高校入試だ。試験の真っ最中に襲い掛かる便意。流れる冷や汗。こらえながら解答を続けたことは、「今でも忘れられない」という。

東京都のFさん(30代男性)は資格試験を受けている途中、急にお腹を下してしまった。残り時間に余裕はない。Eさんのように、このまま耐えてがんばるか? いや、このままでは本当に漏れてしまう! やむなくFさんはトイレへダッシュ、なんとかすっきりして戻ってきたときにはすでに時間ギリギリであり、あてずっぽうでマークシートを埋めるほかなかった。不幸中の幸い、辛うじて試験はパスしたという。

完璧な計画にまさかの落とし穴

神奈川県のFさん(50代男性)は元営業マン。車で広い地域の得意先を回る日々を送っていた。長年の経験から、急な便意に襲われたとき、すぐに駆け込めるトイレの場所は完全に把握。得意先とも信頼関係を築き、気軽にトイレを借りられる関係になっていたため、トラブルとは無縁......のはずだった。

ところがある日、訪れた取引先で担当者と商談をしていると、たまたま通りかかった社長がこれに加わり、さらに幹部たちもぞろぞろ集まってきた。

予想外の事態に緊張したのか、Fさんのお腹を急な差し込みが襲う。だが普段の担当者ならとにかく、社長相手に「トイレを貸して」とは言いづらい。お尻を引き締めてしのぐものの、厳戒直前の括約筋からは「ぷしゅっ、ぷしゅっ」と明らかに危ないタイプのおならが漏れ出す。

最大のピンチを迎えたFさんだが、社長さんが「顔色悪いけど、どうかしたの?」。もはや隠しきれず「お腹がちょっと......」と答えたおかげで、なんとかトイレを借りることができたという。まさに危機一髪であった。

トイレにまつわる「危機一髪」体験談、募集しています

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