【今日の誕生日の作家は？】5月24日 横溝正史（1902年）
横溝正史は1902年、兵庫県生まれ。早くから文学的才能を発揮し、1921年に雑誌『新青年』の懸賞に応募した「恐ろしき四月馬鹿（エイプリル・フール）」が入選。
その後、一時期実家が営む生薬屋で働いていましたが、1926年に上京。『新青年』や『文芸倶楽部』、『探偵小説』といった文芸誌の編集長を務めつつ、自身の作品の創作でも評価を高めていきます。
作家活動が本格化したのは終戦後でした。『本陣殺人事件』が第1回探偵作家クラブ賞（現在の日本推理作家協会賞）を受賞すると大ブレイク。推理小説を中心に多数の作品を発表。「八つ墓村」「犬神家の一族」など、今もなお読み継がれる名作を残しています。
（新刊JP編集部）
