キリンチャレンジカップでフリーキックを蹴る本田圭佑(C)二宮渉/フォート・キシモト

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17日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では、今月14日のサッカー・キリンチャレンジカップでウルグアイ代表に2-4で完敗した直後、ミックスゾーンで語った日本代表・本田圭佑のコメントを紹介した。

まずは後半27分、本田が決めたフリーキックについて。このシュートは本田が得意とする無回転シュートではなく、鋭いカーブを描いた一発となったが、これは前半のフリーキックで無回転シュートを防がれていたことによるという。

「キーパーがね、前半僕が蹴ったコースを読んでいるような気がしていたんですよね」という本田は「もう一本行こうかなと思ったんですけど、なんとなくキーパーの位置がそっちに重心がかかっているような気がして・・・」と、蹴る直前に直感でシュートを切りかえたことによるゴールだと明かした。

また、先のコンフェデ杯に続く大量失点を喫し、批判を集めている守備陣については「これだけやられるから、こういう風な言い方になるんですよ。引いたら引いたで、この間みたいにネイマールに前で打たれて決められるんですよ。だから、やられたからって次引こうかっていうのはナンセンスで僕らはこれで正しいと思ってるんですから、このやり方を貫く。その信念を曲げずにこのやり方をやっていく」とキッパリ。

日本代表守備陣の中心となる吉田麻也については、「あんなシーン(1点目の失点)はいいんですよ。あるんですよ」と言い放った本田は、その理由を「例えば、スアレスはリバプールでやってますけど、マンチェスターUでもマンチェスターCでもどこの相手がリバプールとやっても、スアレスはああいうチャンスは作るんです。どんな強豪とやっても。全然ビビらずに逆に前に行っていた麻也は俺は誇らしいし、麻也は責任を感じて何が悪かったか反省してましたけど、ああいう場面、僕はあると思うのでそこは悲観する必要はない」と述べた。

だが、「最後(4点目)フォルランに決められましたけど、あの前でスライディングでなんとか守るとか、どちらかと言ったらそこかな」と守備陣へのダメ出しも忘れなかった本田。攻撃面にも「最後のフィニッシュのカタチっていうところは個人のところだったりするんで、その精度や質というのはやはり相手チームのFW選手に比べて劣る。あんだけチャンス作ってたら今日4点は獲れたかなっていうのは反省点」と自省した。