マルディーニ「バロテッリは能力の50〜60%しか出していない」

写真拡大

 ミランOBで元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニ氏が、フランスメディア『beIN SPORT』のインタビューに応え、パリSGのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチとミランのイタリア代表FWマリオ・バロテッリについて語った。

 マルディーニ氏は、イブラヒモヴィッチについて、「彼と一緒にプレーしたことはないね。いつも対戦相手だった。アヤックスからイタリアに移籍してくるとすぐに、全てを変えたよ。彼はチームにアドバンテージをもたらすプレーをして、組織や献身というものに重きを置いている。そして、常に勝利を望んでいる。偉大なプロフェッショナルだよ」とコメントし、プレーを称賛した。イブラヒモヴィッチは、2004年夏にアヤックスからユヴェントスへ加入。2006年の夏にはインテルに移籍し、2008−09シーズンまでの3シーズンにわたってプレーした。その後、バルセロナを経て、2010年夏にミランに加入したが、マルディーニ氏は既に現役を引退していて、チームメートとしてプレーすることはなかった。

 そしてバロテッリについては、「彼には少しネガティブな印象を抱いているけど、とにかく良いベースを備えた選手だ。そしてとてもフレンドリーだね。ミランへの移籍は彼にとって重要なことだと思う。才能とクオリティを世界中に知らしめることができるはずさ。まだ能力の50〜60パーセントしか出していないよ」と述べ、能力を最大限に発揮すれば、すばらしい将来が待っているとの見解を示した。