中部電力は26日、タイ中部および北部において合計6ケ所のメガソーラー発電所(契約容量30.9MW)の開発・運営を行う事業会社の株式49%を、Gunkul Engineering Public Company Limitedから取得したと発表した。なお、中部電力が海外の太陽光発電事業に参画するのは初めてとなる。

 同事業は、タイ地方配電公社との長期売買契約により電力を卸販売するもの。保有するメガソーラー発電所のうち2ヶ所(7.4MW)は既に商業運転を開始しており、残り4ヶ所(23.5MW)は現在建設中。中部電力は今後、GUNKULと共同で同事業を推進し、適切な事業運営に努めていく。

 中部電力にとってタイは、2001年に同社初の海外投資案件へ参画して以降、アジア地域における拠点として位置付けている国であり、同事業は中部電力にとって同国における5件目の参画案件となる。