草食男子を食い荒らす“恐竜女子”の恐るべき生態

恋愛に積極的すぎる女性の実態に迫った特集記事「肉食女子を超えた恐竜女子が現れた！」では、まるで恐竜のような勢いで男性を狩る様々な恐竜女子の実態をレポートした。

その中で特に「草食男子を食い荒らす女子」について、もっと詳しく知りたいという声が多数届いたため、今回改めてその実態を詳しくご紹介したい。この女子は、自らの格好を草食男子が好むファッションに偽装してターゲットを引き寄せる。

再び話を聞いたのは、女性向け恋愛サイト「AM(アム)」の編集部だ。常に20代〜30代女性の恋愛話を聞いている彼女達によると、一口に「草食荒らし女子」といっても、実に様々なタイプが存在するという。

そこで今回も、映画「ジュラシック・パーク」のスティーブン・スピルバーグが制作総指揮を務めたＳＦ超大作ドラマ『TERRA NOVA/テラノバ』の協力で、ドラマに登場する恐竜を例に、恐竜女子の生態を再現してみたのでご覧頂きたい。

『テラノバ』は、環境汚染や人口増加で滅亡の危機に瀕した未来の地球から恐竜時代にタイムスリップするアクション・アドベンチャーで、本日2月6日(水)にDVD-BOXが発売 / 全7巻のレンタルが開始された。

例えば冒頭の写真の恐竜は “肉食の雄牛”と呼ばれる凶暴な肉食恐竜「カルノタウルス」だが、このドラマには、本作オリジナルの架空の恐竜を含め、実に様々な恐竜が登場する。そして草食荒らし女子にも、様々なタイプがいるという。

まずご紹介するのは、村上春樹好き男子を狙った「ハルキニスト狩り女子」だ。

「ハルキニスト狩り女子」　〜狩りやすさNo.1！〜

草食男子は読書好きが多く、好きな作家で、性格がある程度推測できるという。そして作家の中でも特に狩りやすいのが村上春樹好き、ハルキニストだと教えてくれた。

彼女達の話によると、村上春樹が描く主人公は草食系で意思が弱く、女性に流されるままなんとなくエッチをする事が多いという。そして物語と同じく「僕はそういうつもりではなかったのに」と男が思うくらい、女性主導で恋愛を進めやすいそうだ。

とくに抵抗もなく狩れるため、草食動物というよりは“草”を摘むような感覚だという。ちなみに上の恐竜は、白亜紀最大級の肉食恐竜「スピノサウルス」をモデルにしているが、このタイプの女性は、この最強の恐竜を相手にするのと同じくらい、抵抗してもムダなのかもしれない。

ただ、あまりに女性が恋愛を仕切ると、「けっこう遊んでるんでしょ？」と聞かれる場合がある。真面目な女子ならつい目を逸らす状況だが、草食荒らし女子は「遊んでないよ」と、相手の目を“まっすぐ見つめながら言う”ことで、嘘をつらぬき通すのだという。

「偽天然女子」　〜恋愛界のスベり芸人〜

意図的につまらない話をすることで、天然を装って草食を狩る女性も多いという。
芸人のように面白い話をすると、世慣れた印象を与えるためか、気が弱い草食男子に怖がられてモテない事が多い。一方、スベる話をして天然を装えば、性格が良い子だと思われてモテるというのだ。

話にオチをつけず、「それで？」と思わせて常に気を引くのがポイントで、「オチが無くてカワイイ」と印象づける。その一見やさしそうな姿は恐竜で言えば、草食恐竜の「ブラキオサウルス」に似ている。この恐竜はおとなしく見えるが実は大食で、その巨体を維持するために毎日大量の草を食べる。

しかし、この方法はバレたら終わりだ。そこで、「相手の話をちゃんと聞かない」という方法でとんちんかんなリアクションを返し、自然な天然を演出する女性もいるという。

「スナイパー女子」 〜気付かれずに撃つべし！〜

巧みな言葉遣いで相手を意のままにコントロールする女性も多く、男性は気付かないまま狩られる。例えば合コンでボディタッチをしたい場合は「手の大きさ」を話題にする。

「あなたの手大きいね」「私の手は小さい」という話題になれば、必ず「手を合わせて比べよう」という展開になり自然にボディタッチできる。

また、相手の家に行きたい場合は、ゲーム好きな事をアピールした上で、男性が持っているゲームを話題にし、「家に行って遊ぼう」と言わせるよう仕向ける。特にゲーム「モンスターハンター」は一緒に遊びやすく、ゲームで“モンスターを狩っている男”は特に狩りやすいという。

また、飲んでいて終電を逃した場合も、草食男子の場合は「タクシーで帰るのかな？」と思って中々手を出してこないので、「タクシーで帰るお金もないし」とまで言って、「誘っても断られたら恥ずかしい」という草食の過剰な不安を先回りしてとり除くのだという。

恐竜女子はなぜ草食を狩るのか？

以上、様々な草食狩りの女性を紹介してきたが、そもそもなぜ草食がターゲットなのだろうか。聞いてみると、

「狩りやすく、怒られにくく、浮気しやすい」

という３点であると、明快な答えが返ってきた。まるで凶暴な肉食恐竜「スラッシャー」のように、情け容赦もないコメントである。

肉食系の男子と比べて、草食系は自分の恋愛話を他人にしない傾向があり、それによって女性は同じコミュニティ内でも浮気がしやすいのだという。

また、草食系は年々増加しており、狩れる対象が多いことも魅力だという。
自分に自信があるオラオラ系の男子も人気なのだが、いかんせん希少種になっており、その結果、女性が自分の好みを草食に変える「草食シフト」は今後も続きそうだ。

なんにせよ、男性が草のような存在になることで、女性がより自由に恋愛が出来るのであれば良い事ではないだろうか。



今回参考にした恐竜達は、すべてドラマ『テラノバ』に登場する。他にも“歩くサメ”と呼ばれる、鋭い歯を持つ肉食恐竜「ナイコラプトル（上写真）」など、様々な恐竜が登場し、時には人間と激しいアクションを繰り広げる。

いずれの恐竜も、最新の研究結果を基に科学的に忠実に再現されており、あの「ジュラシック・パーク」を超えるリアルさは必見だ。

『TERRA NOVA/テラノバ』は、本日2月6日(水)にお買得価格4,990円でDVD-BOX発売 / 全7巻がレンタル開始された。第1話の製作費にTVドラマ史上最大級の約15億円を投じた壮大なスケール感と、恐竜×タイムトラベルといったアドベンチャー要素が堪能できる。

まだ観たことがない人は、まずは特集サイトをチェックしてみてほしい。