提供:週刊実話

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 夕方の『news every.』(日本テレビ)のメーンキャスターだった丸岡いずみ(40)が体調不良を理由に突如、番組を降板した。この緊急事態に頭を抱えているのが日テレ上層部だ。
 「『news every.』は局の屋台骨を支える大事な帯番組。すぐにでも他の女子アナを起用したいが、誰もいない。サブを担当している小熊美香はまだ若い。退社した西尾由佳理に打診しようとしたが、しばらくは帯のレギュラーを入れない方針で話もできない。本当に八方塞がり状態」(編成関係者)

 この危機を救うべく名前が挙がったのが3月に退社したばかりの夏目三久(27)。現在のレギュラー番組は深夜の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日)の一本のみ。しかし、彼女の人気で番組視聴率はグングン急上昇していったのだ。
 「通常、この時間帯であれば2%前後取れば御の字。『マツコ&有吉の怒り新党』は平均で5%近い視聴率を叩き出すから凄い」(編成関係者)

 しかも、この10月からは『シルシルミシル』を生み出したネオパラ枠(23時15分〜)への格上げを実現。夏目が支持された理由は、日テレでは絶対にやらなかったお色気路線の解禁だ。
 「番組ではいつもミニスカート。しかも、毎回、共演するマツコ・デラックスと有吉弘行から際どい下ネタを振られても笑顔で答えている。そんな彼女の健気な姿に男性視聴者はハートを鷲掴みにされてしまったんです」(番組関係者)

 そんな人気の夏目に古巣の日テレは目を付け、『news every.』の司会として内々にオファー。ところが、当の夏目本人はドン引き状態だという。
 「夏目は例のコンドーム写真事件で仕事を干され、退社に追い込まれた。夏目はあの時の冷たい仕打ちを今も覚えている。日テレには恨みこそあれ、恩義などは感じていない。その日テレからオファーが来るなんて本人も複雑な心境なんです」(事情通)

 日テレサイドは夏目に対し、年末年始の特番やバラエティー番組のポジションを提案しているという。
 「夏目と仲の良かったスタッフが日参して口説いています。唯一の攻め所は夏目を退社に追い込んだアナウンス部担当だった元役員と元部長。2人とも今は左遷されてしまいましたから」(関係者)

 最近の夏目も態度を少しずつ軟化させているようで、日テレに凱旋する日は意外にも早く訪れそうだ。