日本サッカー協会は14日、この夏の南米選手権(コパ・アメリカ)への参加を発表した。

同協会の田嶋幸三副会長は記者会見で、コパ・アメリカに出場するという結論に達し、南米サッカー連盟に参加を伝える書簡を送る準備をしていると説明した。

東日本大震災の影響で一度は南米サッカー連盟に出場辞退を申し出たが、開催国のアルゼンチンサッカー協会から再考を促され、出場へ踏み切ることになった。

震災の影響でJリーグの日程が7月に行われることから、選手の招集に難色を示していたJリーグは12日のJ1実行委員会で、海外組中心のメンバー編成とするとの条件付きで出場を支持。日本サッカー協会は本日行われた理事会で出場を正式に承認した。