10日付のオジュルデュイ・スポール紙によると、レアル・マドリーのアルゼンチン代表DFガブリエル・エインセ(31)のパリ復帰が濃厚になっている。

 エインセは、2001年にスペインのレアル・バジャドリードからパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍し、3シーズンにわたって守備の要として活躍した。その後はマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリーと名門を渡り歩くも、準レギュラーの座に甘んじている。

 エインセとレアル・マドリーの間には2011年までの契約が残るが、レアルはエインセを自由契約にする公算が大きいと報じられている。エインセは日頃からPSGへの愛着を語っており、出場機会を求めて古巣に復帰する用意は十分にある。

 ただしPSGがレアルに移籍金を払う必要がないとはいえ、40万ユーロ(約5500万円)と推定される月給はクラブの中で飛び抜けて高く(最高はマケレレの28万5000ユーロ)、そうすんなりとは決まりそうにない。