プレミアリーグ1年目ながら前半戦を8位で折り返したハル・シティが、12月30日に行われたアストン・ヴィラとのリーグ戦で、スティーヴ・ベネット主審が一度ハルにPKを与えながら、決定を覆した件で調査を求めた。ハルはこの試合に0−1で敗れている。

 ベネット主審は後半ロスタイムに、ヴィラのアシュリー・ヤングがハンドをしたとしてハルにPKを与えたのだが、ハリデイ副審からボールはバーに当たっていると聞いて、PKを取り消した。
 しかし、ハルのポール・ダッフェン会長は、第三者が不法にビデオのリプレイの結果を審判団に無線で知らせたとして、調査を求めている。
「私が知りたいのは、主審の判断に実際には誰が影響を与えたかということだ。マッチオフィシャルから、イヤフォンで主審が話をしたのは誰かという報告をもらいたい。(審判団以外の)誰かがビデオを使ったのではないかという疑問がある」と話した。