シカゴ・トリビューン紙は１５日付で、カブスが黒田獲りに動く可能性があると報じた。同記事は、「リーグ優勝決定戦の第３戦に先発する松坂は、昨年、レッドソックスと総額“１億ドル”の契約を結んで大きな話題を呼んだが、松坂のルーキー・イヤーは、皆が想像したよりも、新しい試練を色々と学ぶプロセスとなった１年目になったようだ。次の日本市場からのターゲットは誰だろうか。広島カープの３２歳の黒田は、もうすぐ、松坂のいるメジャーリーグに移籍するかどうかを決断するだろう」という書き出しで始まり、「彼は、２７歳の松坂よりも、経験豊かで更に洗練された選手だとみなされているし、FAだから、交渉権を得るために広島カープに入札金を支払う必要もない」。と、黒田を高く評価している。
また、球界関係者の話として、「先発ローテーションの３番手か４番手候補」とされている同投手に対して、シカゴ・カブスとシアトル・マリナーズが最も興味を示していると伝えている。