いま、あなたは交際している人に恋してますか？　それとも愛してますか？「恋する気持ち」と「愛する気持ち」の違いって何？　と多くの方が一度は悩んだことはあるのではないでしょうか。「愛」といえるのはいつから？　3年以上付き合ったら？　エッチをする回数が100回を超えたら？　指輪を買ってもらえたら？　なかには、プロポーズをするときや、されたときと答える人もいるかもしれません。

そもそも「恋」も「愛」も形がないもの。では、いったいどこまでが「恋」で、どこからが「愛」になるのでしょうか。

●漢字から学ぶ「恋」と「愛」の違い
漢字から「恋」と「愛」の違いを考えてみましょう。まずは「恋」と「愛」の漢字を見比べてみてください。「愛」という漢字は中央に「心」があり、「恋」という漢字は下部に「心」があります。「愛は真心、恋は下心」とはよくいったものです。

下心とは、「心の底で、ひそかに考えていること。たくらみ。もくろみ」という意味を持ちます。つまり、「恋」は自分にとっていちばん都合の良い関係に持っていくための企みを抱いている段階なのです。そのため、恋には駆け引きが発生しますし、打算も発生します。

それとは逆に真心は、「他人のために尽くそうという純粋な気持ち。偽りや飾りのない心。誠意」という意味を持ちます。愛とは、利害関係などを抜きにしてその人と一緒にいたい、尽くしたいという段階なのです。

「恋」と「愛」の違いは、下心と真心の違い？　うーん、なんとなく納得しちゃう人も多いのではないでしょうか。では、真心になった「愛」は永遠に続くのでしょうか？

●その「愛」は永遠に続く？
「永遠に続く愛　〜Love is Forever〜」と聞くと、なんか一昔前に流行った歌のようですね。でも、「永遠に続く愛」を何の疑いもなしに信じている人は少ないと思います。それは、あなた自身の「愛」が永遠に続くかどうか自信がないからではないでしょうか？

生物学では、愛は4年で終わるという説があります。「ええっ！　4年で終わっちゃうの？　やっぱり永遠に続く愛なんてないんだ……」と思う方がいるかもしれませんが、これはあくまで生物学の一説。ですが、実際に日本では4年未満がいちばん離婚率が高いという統計がでています。

では、生物学的に見て4年以上続くのは「恋」でも「愛」でもない何か……ってこと？　皆さんは、どう考えますか。

※説明の一部をlivedoor辞書より引用
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