NTTドコモが押す「最高」ではなく「最適」なスマホ!docomo withが成功している理由

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携帯電話事業者・メーカーからこの秋・冬、中には年明け〜春までに投入予定の新機種が続々発表されています。中でも10月に来春までに発売予定の機種を一挙に15機種も発表したNTTドコモの最新機種に注目が集まっています。

今回の発表会では、高性能機種以上に「docomo with」にラインナップされるエントリー〜ミドルスペックの機種に注力されている点が特徴的でした。

今回はこの「docomo with」について、どのようなものなのか、どんな人に選んで欲しい機種なのかをご紹介していきます。


○長く使うほどお得になる「docomo with」
NTTドコモの多数のラインナップの中で一部のスマートフォンは「docomo with対応」と明記されています。


従来機種とは別カテゴリに分類されるdocomo with


例えば、NTTドコモの公式通販サイトである「ドコモオンラインショップ」でもdocomo withに対応したスマートフォンは別カテゴリに分けられるなど、その他のスマートフォンとは別の扱いになっています。

docomo withの大きな特徴は「専用の割引料金プラン」が用意されていることです。


長期利用でどんどんお得になる専用の料金設定がdocomo withの肝


docomo withに対応した機種を購入した場合、その機種を使い続ける限り月額利用料から最大1,620円の割引が毎月受けられるようになっています。

スマートフォンも以前ほど買い替え頻度が高くない=1モデルを長く使い続ける、といった人が増えてきています。

そして長期的に使い続ける場合、短期間に買い替えをする人に比べると損をしているのではないか?
と考える人も増えているのです。

また、現在でも従来型の携帯電話を利用中の人は、スマートフォンに買い換えると月額料金が大幅に高くなると懸念している人も多くいます。

こうしたスマートフォンの買い替えが鈍化していることは、携帯電話会社の大きな悩みにもなっています。

docomo withは、そうした問題を解決するひとつの手段です。

docomo withであれば、割引のおかげで同じ機種を長期に渡り使い続けても、ユーザーは損をしません。
また、従来型の携帯電話からスマートフォンに買い替えても大幅な月額料金があがることなく利用することができます。

スマートフォンを使いたいライトユーザーに向けて、
格安SIM・格安スマホ以外にも「安くスマホを使う方法」として、NTTドコモが力を入れて取り組んでいるサービス・機種なのです。

○機種ラインナップが充実し、まさに今が買い替えタイミング
docomo withは、今夏からスタートしたサービスです。
スタートから4ヶ月ほどで70万契約を突破し、新規プランとしては成功しているといってもよい、好調な出足となっています。

前述の通り、
・1台のスマートフォンを長く使うユーザー
・スマートフォンの購入を検討していたユーザー
に響いた結果と言えるでしょう。

そこで今回のNTTドコモ2017-2018冬春モデルでは、
docomo withに対応したスマートフォンのラインナップが大きく拡充されています。


docomo with最新モデルとして、一挙に3機種が追加。

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今回追加になったのは
・AQUOS sense SH-01K (シャープ)
・MONO MO-01K (ZTE)
・らくらくスマートフォンme F-03K (富士通コネクテッドテクノロジーズ)
の3機種。
今夏モデルとして既に発売済の
・arrows Be F-05J (富士通コネクテッドテクノロジーズ)
・Galaxy Feel SC-04J (サムスン電子)
とあわせると、5機種から選ぶことが可能になりました。

NTTドコモが取り扱うスマートフォンのメーカーの約半数がdocomo withのラインナップに存在しています。
さらに、
・エントリーモデル
・ミドルレンジ
・エルダー層向けに特化したらくらくスマートフォン
まで、より多くのユーザーが選びやすいラインナップが充実してきています。

例えば、AQUOS SenseやMONO、Galaxy Feelは、
メインメモリやデータ保存領域が大きく、3Dゲームのように負荷の大きいアプリを除き、日常的な利用ではストレスなく利用できるパフォーマンスをもっています。

arrows Be、らくらくスマートフォンは以前より「らくらくホン」など携帯電話に不慣れな人でも使いやすい工夫を施してきた富士通らしい、使い勝手の良さでスマートフォンデビューに最適なスマートフォンとなります。

スマートフォンの最新機種といえば各メーカーの最新機能や目玉機能を多く搭載したフラグシップモデルに注目が集まります。

しかしながら、すべての人が、そうした最新機種が欲しいわけではありません。

おおくの人にとって、スマートフォンの価格や通信料金で選ぶ人のほうが多いのも事実です。

価格的には、格安SIMや格安スマホといった選択もありますが、
・使い慣れたメールアドレスや電話番号を変更したくない
・メールアドレスや電話番号を変更する手間をかけたくない
・オトクな家族セット割引を活かしたい
こうした理由から、今後もNTTドコモを使っていきたい人は多くいます。

docomo withはそうした最高ではなく、最適なスマートフォンを求めないユーザーに対する新しい選択肢なのです。


迎 悟