これまでも社会的な事柄に持論を展開してきた本田。今回のラスベガスで発生した事件に対しても思うことがあったようだ。 (C) Getty Images

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 残忍な事件に世界中から哀悼の意が評されるなか、日本代表MFの本田圭佑もSNSを通じて、自身の心情と事件に対する見解を語った。
 
 痛ましい事件が起きたのは、現地時間10月1日のアメリカ西部の大都市ラスベガスで行なわれていた野外コンサートの最中だった。会場にいる2万人以上の観客に向かって自動小銃の銃弾が浴びせられ、現地2日の時点で59人の死亡者、500人以上の負傷者を出す、アメリカ史上最悪の銃乱射事件となった。
 
 警察によると、犯行に及んだスティーブン・パドック容疑者(64)は、会場の向かいにあった高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」の32階から無差別に発砲したという。
 
 そんな凄惨な事件に対して、ロサンゼルスでサッカー教室を開催した経歴を持つ本田はツイッターを更新し、まずは英語で「ラスベガスの犠牲者のことをとても気の毒に思うし、彼らのために祈っている」と哀悼の意を表した。
 
 特殊部隊が逮捕に向けてホテルの部屋に突入した際には、既に自殺していたとされているパドック容疑者。警察の発表では室内からは10丁以上の銃器が見つかったという。
 
 アメリカにおける銃社会がこの事件を招いたとも言われ、銃規制の強化を求める声が上がっている中、本田も「あかんやろ。ホンマに」と警鐘を鳴らしている。
 
「これで市民は自己防衛の為に銃を携帯しようとするやろうけど、それでは何も解決しない。銃の市民への流通を徹底的に阻止すべき」
 
 本田は銃規制に対する自身の見解をそう綴った。