目を閉じて3分で寝たら……睡眠ではなく気絶状態 快眠プランナーに猛暑の睡眠対策を聞いた

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蒸し暑くて寝苦しい日が続くと、熟睡できないという人もいるのではないか。エアコンをつけて寝ると体がだるくなってしまうので、エアコンを控えめにすると熟睡できない……。そんな睡眠不足状態が続くと、人はどうなってしまうのか。快眠プランナーに相談した。

■疲労蓄積……夏風邪の原因に

「暑い夏は、日中暑さで体力が奪われ、夜は心地いい室温を維持するのが難しいため睡眠不足になりがちです。そのため知らず知らずのうちに疲労が蓄積しやすく体調不良や夏風邪を引き起こす原因になります」

そう話すのは快眠プランナーの塚島早紀子さん。夏の睡眠不足は体調不良や夏風邪の原因になるだけではなく、「身体も脳も休息不足が続き、やる気がなくなり前向きに物事をとらえにくくなります」と塚島さんはさらに指摘する。日中耐え難い眠気に襲われ、仕事中や電車の中や入浴中に居眠りを引き起こすそうだ。

■目を閉じて3分以内に眠れるのは気絶しているも同様

たかが居眠りというなかれ。塚島さんによれば「目を閉じると3分以内に眠れてしまうのは睡眠不足の証拠」で、「睡眠ではなく気絶に近い状態で眠っていることになります」とのことだ。それは怖い。

ちなみに個人差もあるが6時間以下の睡眠時間になると集中力、記憶力が低下し、感情のコントロールが難しくなりイライラするという。人との約束を忘れるなどケアレスミスも多くなる。

■眠れない夜にすべきことは?

眠れないことの弊害はよくわかった。では暑い夜でもぐっすり眠れる方法とは?

「就寝時に最適なエアコンの設定温度は 26〜28℃、湿度40%〜50%です。エアコン風が苦手な方は、除湿器やエアコンの除湿モードで28℃くらいに設定しましょう。湿気をとることで体感温度が下がります」(塚島さん)

エアコンがない人はどうしたらいいのだろう?「扇風機は直接体にあてると寝冷えしやすいので壁や天井に向けてそよ風を作りましょう」

ふむふむ。寝具にも工夫はできるのだろうか?「敷きパッドをさらっとした冷感素材のものにチェンジし、体の下から冷やしましょう。麻のしゃり感のあるパジャマと枕カバーは汗が張り付かずに涼しさを実感できます」

なるほど!眠るための環境を整え、皆さんもぜひこの夏を乗り切ってほしい。

「教えて!goo」では「あなたのベストな睡眠平均時間はどのくらいですか?」ということで皆んなのアイデアを紹介中だ。

●専門家プロフィール:塚島早紀子
快眠プランナー、睡眠改善インストラクター。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。

(武藤章宏)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)