イブラに英4クラブが関心…アーセナルやチェルシーらはオファー済か

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 パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに、アーセナルとチェルシー、ウェストハムからオファーが届いている。また、マンチェスター・Uも同選手の獲得に興味を示している。イギリス紙『デイリーメール』が27日に報じた。

 同紙によると、パリ・サンジェルマンを今シーズン限りで退団する意向を示しているイブラヒモヴィッチについて、プレミアリーグ4クラブが獲得の意向を示している。アーセナルとチェルシー、ウェストハムからはすでにオファーが届いている模様で、同選手自身も「プレミアリーグ(のクラブ)から興味を持たれている。それは間違いないよ」と、明らかにした。

「その時が来たら、全てのカードがテーブルの上に揃ったら、決断をして自分の求める場所へ行かなければならない。これは結婚のようなもので、互いに望み合わなければならない。片方だけではなくてね」

 イブラヒモヴィッチは今シーズン、リーグ・アン第31節終了時点で25試合出場27ゴールを記録。パリ・サンジェルマンは13日の第30節トロワ戦で9−0と圧勝した時点で、8試合を残しての史上最速でのリーグ制覇、4連覇を決めた。イブラヒモヴィッチは同試合後、「エッフェル塔を自分の銅像に建て替えることはできないだろう…。クラブの首脳陣でも不可能だろうと思う。でも、もしそれが実現したら、ここに残るよ。約束するよ」と、冗談を交じえつつ、退団の意向を明かしている。

 なお、23日付のイタリア紙『La Repubblica』は、イブラヒモヴィッチの中国移籍を目指し、同国政府が巨額の資金を用意していると報道。中国政府が同国スーパーリーグの“顔”となるスター選手の獲得を望み、年俸7500万ユーロ(約94億4000万円)を用意していると報じた。

 今回の『デイリーメール』の報道では、イブラヒモヴィッチの週給は15万ポンド(約2400万円)以上との見通しが報じられた。年俸に換算すると約780万ポンド(約12億5000万円)となる。