シベリア最北端のシュミット岬には荒涼とした大地が広がる。日照時間が短く色彩も乏しいため、そこで撮られた写真はまるでモノクロ写真のようだ。写真家アンドレイ・シャプランが切り取るシュミット岬の風景からは彼の地の退廃的な美しさが伝わってくる。 SLIDE SHOW