ヴィエラがニューヨーク・シティの新監督に就任

写真拡大

▽メジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティは9日、新監督にパトリック・ヴィエラ氏(39)が就任することを発表した。契約期間は3年間。2016年1月1日から正式に就任し、新シーズンに向けた準備を始めるとのことだ。

▽ヴィエラ氏は、クラブの公式サイトを通じて意気込みを語っている。

「ニューヨーク・シティの監督に就任することを喜んでいる。(スポーツ・ディレクターの)クラウディオ・レイナや(アシスタントコーチの)ロブ・ヴァーチュギアンらとともに、この素晴らしいチームの監督を務めることを刺激的に思っているよ。ここは確立されたフットボールを披露し、熱くて忠実なファンがいる。それに、誰もが知る特別な街を拠点としている。類まれなる機会を喜んでいるし、(仕事が)始まるのが待ちきれないね」

▽現役時代にアーセナルやユベントス、インテルでプレーし、フランス代表としても活躍したヴィエラ氏は引退後、最後に所属したマンチェスター・シティのアカデミーのコーチ・マネージャーに就任。2013年からマンチェスター・シティのリザーブチームで監督を務めていた。

▽イタリア代表MFアンドレア・ピルロや元イングランド代表MFフランク・ランパード、元スペイン代表FWダビド・ビジャを擁するニューヨーク・シティは今シーズン、イースタン・カンファレンスで10チーム中8位に終わってプレーオフ進出を逃しており、今月上旬にジェイソン・クライス前監督を解任していた。