一昨年の6月、広島の自動車メーカー『マツダ』の工場で車を暴走させて社員12名をはねたとして、殺人罪などに問われている元期間従業員の引寺利明被告(44)。2月24日に裁判員裁判の第7回公判が広島地裁で開かれ、検察側が無期懲役を求刑した。事件では1人が死亡し、11人が重軽症を負っているが、罪状認否で引寺被告は、「マスコミの皆さん、よう聞いとってくださいよ」と前置きした上で、「8人目までは認める。9人目以降は覚えて