大正から昭和初期にかけて北海道の小樽の街に出没したとされる、小説の中のキャラクター「アナタニサマ」の2025年版カレンダーが完成した。11〜16日に小樽市稲穂の複合文化施設「裏小樽モンパルナス」で開かれる「アナタニサマのいる街、再び」展で販売される。アナタニサマは真冬の夜、「アナタニ……」と言って本を差し出してくる文学の妖精。受け取って読み出すと、おもしろくて止まらなくなり、その場で凍死してし