「M-1グランプリ」では時として、審査員のコメントや付けた点数が、演者のネタ以上に注目されることがある。漫才を評価する審査員が、視聴者からそれ以上に厳しく審査されているといっても過言ではない。22年と23年大会で、世間からジャッジされたのは山田邦子だった。上沼恵美子とオール巨人の勇退によって白羽の矢が立ったのだが、注目された初ジャッジで、トップバッターのカベポスターに対してつけた点数は「84点」。稀に見