キヤノンメディカルシステムズが手がけるCT(コンピューター断層撮影装置)などの医療機器を成長領域と位置づけている(撮影:尾形文繁)キヤノンが1月30日、2023年12月期決算を発表した。売上高は過去最高を記録した2007年に次ぐ水準の4兆1809億円(前期比3.7%増)。営業利益は3753億円(同6.2%増)だった。2024年12月期の業績見通しは売上高が4兆3500億円、営業利益が4350億円、と大幅な利益増を見込む。注目すべきは増益要因