FRBのパウエル議長は、今後については「あくまでデータ次第」という姿勢を崩していない。だが、今の市場はかなり楽観的になっている(写真:ブルームバーグ)先週(7月24〜28日)の市場は、日本以外の国も含め、日本銀行のYCC(イールドカーブ・コントロール、長短金利操作)修正の有無をめぐって、大きく振れた。ただ最近は、7月初めあたりまでの日本株の独歩高のような様相から、ここ2週間ほどはむしろ米国株の上昇が目立つ展開