サウジアラビアGPの決勝を終え、マシンを降りた角田裕毅はフェンスに寄りかかりながら、荒い息で悔しい気持ちを必死に抑えつつ言葉を選んだ。「とてもタフなレースでした。フラストレーション......。ずっと入賞圏内を走ってきたのに、そのポジションを維持する速さがありませんでした。残り4周でポジションを失って11位でレースを終えたので、これにはフラストレーションを感じます。それ以外にあまり言葉はありません......」