配偶者の介護では、精神的、体力的な負担感から「介護がつらいから、離婚したい」と追い詰められることがあるようです。弁護士ドットコムにも「80歳の父が、75歳の認知症の母の介護をしていましたが、体力が衰え、精神的にも限界だと離婚をしようとしています」との相談が寄せられています。相談者は、父親の態度に腹を立てているようです。裁判所はこうした場合、離婚を認めるのでしょうか。小澤和彦弁護士の解説をお届けします。