弁護士としてのスタートは34歳。決して早くはない。GPS裁判やタトゥー裁判など、重要な判決を勝ち取ってきた亀石倫子弁護士だ。大学卒業後、札幌の一般企業に勤めていたが、結婚を機に夫の勤務地である大阪へ移った。そこから一念発起して、予備校や法科大学院に通い、8年かけて弁護士になった。選んできた道は、決して平坦なものではない。それでも、なぜ法曹の世界を目指し、刑事弁護人となったのだろうか。前編( https://www.b