北朝鮮の電力生産は、水力への依存度が極めて高い。韓国統計庁の調査によると、北朝鮮の電力生産に占める水力発電の割合は、2016年で53.6%。火力は46.4%だ。同年の韓国の割合は火力56.7%、原子力37.5%、水力0.7%、日本は火力が81.6%、水力は7.6%(資源エネルギー庁の統計)となっている。そのため、冬期の電力難は深刻だが、雪が溶ける春には川の流量が回復し、状況が改善するのが例年の状況だ。しかし、今年に関してはむし