ホームレス状態になった人が、自立を目指して路上で販売する雑誌「ビッグイシュー日本版」(月2回刊行・1部350円)の売れ行きがピンチだ。背景には、路上生活者(ホームレス)の数が大きく減ったことがある。さらに新型コロナウイルスの影響で、直近1カ月(2回分)の販売数は2〜3割も減少しているという。こうした状況の中、版元の「有限会社ビッグイシュー日本」(佐野章二共同代表、水越洋子編集長・共同代表)はことし4月から、