AFX通信によると、IEA(国際エネルギー機関)は10日、2006年の世界の石油需要増加の見通しを従来の日量183万バレルから178万バレルに下方修正した。世界の石油の主要消費国である中国の需要は前年比5.8%増加する見通し。需要増加見通しが下方修正されたものの、石油需要は昨年と比較して依然として旺盛と報告された。また、年初から石油相場はナイジェリアの情勢不安やイランの核開発問題で経済制裁に発展した場合の供給不安