大手タクシー会社「国際自動車」(東京都)の従業員12人が、組合活動として未払い残業代を求める裁判を起こしたところ、雇用の継続を拒否された事件で、東京都労働委員会は7月23日、9人に対する雇止めなどを不当労働行為と認定した。原職復帰を認め、現在まで在籍していたとみなした15〜29カ月分の賃金総額約6000万円の支払いなどを命じた。9人の中には、他社で働いている人もいる。通常は「中間収入控除」といって、他社での収入