殺人や自殺、そして近年、社会問題となっている孤独死――。その凄惨(せいさん)な現場と日々向き合っているのが、特殊清掃というお仕事だ。そこには腐敗した遺体の一部や体液から発せられる強烈な死臭が鼻をつき、無数のハエが飛び交い、何千匹のウジがうごめく、遺族さえもが直視することを嫌がる壮絶な「死」の現場がある。【写真】40代男性の孤独死現場(株)トータルライフサービス東京営業所で特殊清掃人として働く高橋大