現在木星を53.5日周期で飛行し、素晴らしい観測結果を地球へと届けている探査機「ジュノー」。そのジュノーが木星北極地域の南側で、巨大な嵐の姿を捉えました。この高気圧の嵐はNorth North Temperate Little Red Spot 1(NN-LRS-1)と名付けられており、1993年から観測が続けられています。嵐の流れは周りの大気とは逆方向に流れており、その大きさは約6,000km。木星では、3番目に大きな高気圧性の嵐となります。また、周囲