小泉今日子が噂の新恋人と独立「社長になるのが夢だった」
小泉今日子(49)が、デビュー以来所属していた大手事務所「バーニングプロダクション」から独立し、個人事務所を設立したと、3月12日発売の『週刊文春』(文芸春秋)がスクープしている。バーニングの社長といえば、“芸能界のドン”こと周防郁男氏(74)だ。
1981年オーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)に出場し合格した小泉は、翌年「私の16才」でアイドル歌手としてデビュー。85年、秋元康作詞の「なんてったってアイドル」で約28万枚を売り上げチャート1位を獲得、トップスターの仲間入りを果たした。
「局側の演出が気に入らずスタッフルームで大暴れ」
「事務所に無断で髪の毛を狩り上げる」
「ドラマの演出やスタイリングに対して意見を言う」
などアイドル顔負けのヤンチャぶりを見せたという若かりし頃の小泉。同誌によると、コワモテで知られる周防社長も「小泉にだけは優しく」、その庇護のもと長らく芸能活動を続けてきた。
だが昨年4月、小泉は『AERA』で波紋を呼ぶコメントを残した。
「私みたいに事務所に入っている人間が言うのもなんだけど、日本の芸能界ってキャスティングとかが“政治的”だから広がらないものがありますよね。でも、この芸能界の悪しき因習もそろそろ崩壊するだろうという予感がします」 このように、痛烈な業界批判を展開したのだ。
この小泉の言葉に対し、「その因習とやらに散々恩恵を受けておいて何を言う」と冷ややかな声がある一方で、「実力と人気の裏づけがある小泉だからこそ言える至極まっとうな正論」(芸能記者)と、よく言ったの声も多かった。
新恋人の肉体派俳優も同じ事務所にさらに同誌は、小泉が事務所から独立した背景に、新恋人の存在もあると報じている。95年に永瀬正敏(48)と結婚するも、04年に離婚した小泉。KAT-TUN・亀梨和也(28)との噂もあったが、今回伝えられたお相手は豊原功補(49)。ボクサーを目指したこともある肉体派で、『平清盛』(NHK)や『時効警察』(テレビ朝日)をはじめ舞台でも活躍する俳優だが、小泉のマンションでお泊まりする様子は何度も目撃されているという。
小泉が作った個人事務所も、豊原の個人事務所と同じビルの一室にあるというから、公私ともに新たなパートナーを得たと言えるのかもしれない。
かつてインタビューで「社長になるのが夢」とも語っていた小泉。晴れて個人事務所の主となったわけだが、好き勝手ができたのも、強大な事務所の後ろ盾があってこそ。今後は、これまでのようにやりたい放題……とはいかないかも?
(取材・文/チロル蝶子)