中国メディアの環球網は9日、米国で開催中のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)について、韓国メディアのinews24が8日付で「中国のスマホメーカーも最新スマホを展示しているが、サムスンやLGとの差は今なお大きいことが分かった」などと報じたことを紹介した。

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 中国メディアの環球網は9日、米国で開催中のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)について、韓国メディアのinews24が8日付で「中国のスマホメーカーも最新スマホを展示しているが、サムスンやLGとの差は今なお大きいことが分かった」などと報じたことを紹介した。

 記事は、中国の電子機器メーカーである華為技術(ファーウェイ)について「世界のスマホ市場における出荷台数はサムスン、アップルに次ぐ3位の企業」と紹介したうえで、ファーウェイが最新スマホやタブレットなどの製品をCESで展示していることを紹介。

 続けて、ファーウェイのスマホはほかの企業の製品に比べて「相対的に質は良い」とする一方、公式ガイドで謳っている性能と実機の性能には不一致が存在すると主張し、「一部製品の公式ガイドでは8コアプロセッサが搭載されていると謳っているものの、実機には4コアプロセッサと表記されていた」と主張した。

 また、ファーウェイの関係者が、8コアプロセッサの発表後にスマホに搭載してみたものの、ソフトウェアの更新が遅れたうえ情報の更新も間に合わなかったと弁解したと紹介、「CESという世界最大の展示会でのこのようなミスは単なる準備不足」と論じた。

 さらに、サムスンとLGはCESで展示した製品を通じて「技術的優位を存分にPRした」とし、サムスンが展示した「Galaxy A3」および「Galaxy A5」には500万画素のインカメラが搭載され、ほかのスマホに比べて高画質の自撮りが可能になったと主張。さらに、筐体には金属フレームを採用したことで、薄いボディでありながら高級感のあるデザインになったと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)  Francis Dean /123RF.COM)