『ある過去の行方』 ©Memento Films Production - France 3 Cinéma - Bim Distribuzione - Alvy Distribution - CN3 Productions 2013

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アスガー・ファルハディ監督の新作映画『ある過去の行方』が、4月19日から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

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2011年公開の映画『別離』で『第84回アカデミー賞』外国語映画賞に輝いたほか、『第61回ベルリン国際映画祭』の最高賞にあたる金熊賞、女優賞と男優賞にあたる銀熊賞を獲得して注目を集めたファルハディ監督。

『別離』以来の新作となる同作は、ファルハディ監督の母国イラン以外の土地を初めて舞台に据えた作品となる。テヘランに住むアーマドが、フランス人の妻との離婚手続きのためにパリに戻ってきたことから始まる人間模様や、アーマドが娘から告げられる衝撃的な告白によって明かされる過去、登場人物たちの深層心理や謎などが、同監督ならではの緻密かつ緊張感溢れるタッチで描かれる。