伊勢丹×東京デザイナー今年は女の浴衣、ミナやファセッタズムとコラボ

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 伊勢丹新宿店とテキスタイルメーカーHINAYA KYOTOが、東京のデザイナーズブランドとコラボレーションしたウィメンズに向けた浴衣を6月19日に発売する。「THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)」、「minä perhonen(ミナ・ ペルホネン)」、「FACETASM(ファセッタズム)」、「ANREALAGE(アンリアレイジ)」の4ブランドが参加。伊勢丹は2012年、東京デザイナーと制作したメンズ浴衣を販売し、好評を得た。

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 東京デザイナーズブランドは、和洋の素材やブランドのオリジナル・テキスタイル、染織技法などを駆使した、オリジナルの浴衣や帯、小物、草履などをデザイン。「minä perhonen」は今期のテキスタイルをベースに総刺繍で仕上げられた小花柄の「夏着物」、「ANREALAGE」は「平面を立体化させる」をコンセプトに新しい概念の「三次元浴衣」 を制作。また、「FACETASM」は雪花絞の反物にグラフィティをプリントしたシフォンのプリーツ生地をミックス、「THEATRE PRODUCTS」はオーソドックスなテキスタイルの上から紫陽花柄をスクリーン捺染でプリントするなど、デザイナー独自の視点が落とし込まれている。

 今回ディレクションを手がけたのは、伊勢丹スタイリスト兼ファッションディレクターの山口壮大が担当。伊勢丹新宿店内で撮影されたヴィジュアルでは、従来の浴衣コーディネイトの枠を超えたモードやストリート感覚が加えられ、ファッションとしての「yukata」スタイルを発信している。コラボ浴衣は、伊勢丹新宿店本館7階とHINAYA KYOTO 清水五条坂店で販売が予定されている。