ある日社長から、『来たるエネルギー資源の減耗と価格高騰により経済活動が停滞した時に備えて、今から消費を減らし、家庭菜園などを始めるように』というメッセージが届いたら、あなたならどんな反応をしますか。

【アシスト農業プロジェクトメンバー】
株式会社アシスト 農業クラブメンバー 米倉朋子、伊藤美子、荒良木崇、牧野昌宏

「世界的な恐慌によって日本経済が停滞すれば、会社の売上も減少します。会社はリストラはしませんが、その代わり給与や賞与の削減は余儀なくされるでしょう。そうなった時、自分や家族を守るために、これまで他者にお金を払ってやってもらっていたことを自分でできるように学んでください。例えば自分の食べる野菜を作ること、衣服を修繕すること、家庭で必要なものを自分で作ったり修理すること。そうすれば、減った給与でも健康で幸福な生活を送れるはずです」。こんなメッセージが社長からきたら、あなたはどんな反応をするだろうか。

2008年8月、アシストの社長ビル・トッテンは全社員に電子メールを送った。そこには、来たるエネルギー資源の減耗と価格高騰により経済活動が停滞した時に備えて、今から消費を減らし、家庭菜園などを始めるようにということが書いてあった。その流れから洋裁教室が始まったことは以前紹介した(手仕事楽しみ隊 〜 洋裁教室のススメ 〜)。


この社長のメッセージを読んだ時の感想を、西日本支社業務課の米倉朋子はこう語る。



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