最近調達・購買部門について考える機会が多くあります。
また部門の力を強化するためにどのような組織体制にしていけばよいか、ということを色々なお客様より聞かれることもあります。
今回はそのヒントと言ったら大げさですが、調達・購買部門の組織体制つくりでのポイントを整理したいと思います。

最近調達・購買部門について考える機会が多くあります。
また部門の力を強化するためにどのような組織体制にしていけばよいか、ということを色々なお客様より聞かれることもあります。

今回はそのヒントと言ったら大げさですが、調達・購買部門の組織体制つくりでのポイントを整理したいと思います。

調達・購買部門は企業内の他部門とは異なり、多面的な切り口があります。
他部署との違いがあるとすればこの点でしょう。

多面的な切り口とは?機能軸?品目軸?事業軸です。
これらの切り口を組合わせて各社が最適な組織体制を作ることが肝要です。

?機能軸の主要なものは「戦略企画業務」「契約業務」と「購買実行業務」です。
我々の過去の経験から言いますと、「契約業務」の専任化は非常に重要な視点です。但し、企業によっては日々の在庫管理、発注業務などを専任化せずに一人の方が品目別に担当していることも多くあります。それはその方がメリットがあるからです。
このようにどちらの方法が良いかについては企業毎の業務の仕組みによって異なってきますので一概には言えません。

?品目軸は分かりやすい切り口です。
殆どの企業は品目毎のバイヤー制を採用しています。
企業によっては品目ではなく業種軸と言っている場合もあります。
このケースではサプライヤとのコンタクトはほぼ一本化され、サプライヤマネジメントの強化という点ではメリットがありますが、新製品原価企画や開発購買等の活動で社内ユーザーとの関係性はやや作り難くなります。

?事業軸は別の視点ですと製品軸とも言えるでしょう。

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