ウォールストリート・ジャーナルのブログが先日発表されたBMWの四半期決算に関する記事を書いています。

今回の決算では利益が１８億ユーロと前年同期比で２倍以上になり、好調を印象付けましたが、それに少なからず貢献したのは中国市場です。

BMWの中国市場での販売実績は今年上半期で１２．１万台でした。これは同社の世界販売台数の２７％を占めており、去年の上半期と比べると＋６１％の成長でした。

ウォールストリート・ジャーナルの記事は中国の自動車市場に今起こっている微妙な変化を上手く伝えています。それによると：

「８年前に中国の消費者がどんどんクルマを買い始めた当初はミッドサイズ（中型車）が需要の中心だった。ホンダ・アコードとかトヨタ・カムリのイメージだ。でもいま消費者はワンランク上のクルマを求め始めている」（JDパワーのディレクターのコメント）


その点、BMWは過去５年間に中国国内での現地生産体制を整え、その結果として輸入関税を軽減出来たので消費者に手の届く価格設定が可能になったとしています。
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