"Manny Being Manny"(やっぱりマニーはマニーだ)そんなフレーズでは片付けられない思いに駆られました。
レイズのマニー・ラミレスの突然の引退宣言についてです。

もちろん、職業選択の自由は言うまでもない基本的人権。
われわれサラリーマンが、会社を辞める権利があるように、メジャー・リーガーも引退の時期は自分で決定することができます。

でもその理由が情けない。
春季キャンプ中の薬物検査での陽性反応。
彼は、みなさんご存知の通り、2009年にも陽性反応で50試合の出場停止処分を受けています。
したがって、今回が2度目となり出場提出期間は100試合になります。
「ここから100試合も出れないんじゃ意味が無いな。じゃ辞めちゃうか」
事実は本人にしか判りませんが、そう受け止められても仕方ありません。

少なくとも、現時点では陽性反応に対し、彼は異議申し立てをしていません。
ということは、

2年前の出来事は何かの間違いでは無く、彼は確信犯であった。
その後も少しも反省していなかった。
今回も確信犯であった。
見つからなければ良いと考えていて、単に足がついたので逃げることにした。

という筋書きと考えざるを得ません。

なんと、無責任でケチな了見でしょう。
全くファンを舐めきった行動です。
誤解を恐れずに言うなら、
まだトコトン否定して、シラを切り通してくれたほうが救われた気がしたでしょう。

"Manny Being Manny "というフレーズはこれまで彼のキャラクターを比較的肯定的に表現する時に使われてきたように思えます
単にサボタージュをしたり、投手交代のインターバルにグリーン・モンスターの中に姿を消すくらいの奇行ならそうでしょう？、。
しかし、それは必ずしも正しくは無かったようです。

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