オードリーの二人「どちらがタイプか?」の質問に対し、胸を突き出しながらアピールする春日 (撮影:野原誠治)
 映画『トロン:レガシー』(12月17日公開)でヒロインのクオラ役を演じるオリヴィア・ワイルド、ジョセフ・コジンスキー監督らが来日し、29日、都内で記者会見を行った。また、同作品の宣伝サポーターとして、お笑いコンビのオードリーも応援に駆け付けた。

 オードリーの春日は、トレードマークのピンクのベストを封印し、トロンカラーの青いベストを着て登場。宣伝サポーターに任命され、「いまや、世界的にはミッキーと並ぶほどの人気の春日に、ディズニーさんから、こういったお話をいただけたのには、意義を感じる。1億2000万人に『トロン:レガシー』を見せればいいという非常にイージーな仕事なので、頑張りやす」と胸を張った。

 映画を見た感想について、「映像の素晴らしさもさることながら、ドラマ展開も、すべてに満足できる仕上がりになった。自信作です」と自らの作品のようにPRした。

 ハリウッド女優との共演は、「最高でマリエくらい」(若林)といい、オリヴィアを目の前にした春日は、「いい女ですねー」としみじみと語った。若林にツッコミを受けると、「外タレさんの前で叩くんじゃないよ」と逆ギレ。「外タレって言うんじゃないよ」と若林に小声で注意されていた。

 オードリーの2人のうち、どちらがタイプか質問されたオリヴィアは、「オーマイガッ!」と驚きのリアクション。会場の笑いを誘いながらも、「一人は頼もしいし、たくましいし、クリーンカット。若林さんは、クールでシック。ヘアスタイルも好き」とそつのない回答で、大人の対応を見せた。“クール”な若林も「クールでシックというのは初めてですね」と喜んでいた。

 オードリーは、30日に開催されるジャパンプレミアにも、山田優らと出席し、同作品を盛り上げる予定。宣伝サポーターとしての精力的な働きぶりに、コジンスキー監督からは、「もし次回作を作ることになったら、お二人をグリッドに招待します」とスカウトを受けていた。

■ストーリー
デジタル界のカリスマであるケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)は、7歳の息子サムを残して姿を消した。20年後、サム(ギャレット・ヘドランド)は父からの謎のメッセージに導かれて、コンピューターの中の世界に入り込んでしまう。 そこは、父が創造した“理想の世界”──だが、今やクルーという独裁者がすべてを支配していた。命を狙われたサムは、クオラ(オリヴィア・ワイルド)という女性に救出される。はたして父の行方は? そして、人類の存亡を脅かすこの世界の秘密とは…?

■関連リンク
『トロン:レガシー』公開記念「トロン・ボーイコンテスト」