プレゼンを科学する 〜ジョブスに挑戦(5)「Action編」/家弓 正彦
今回は、プレゼンのActionについて考えてみます。
プレゼンのシチュエーションにもよりますが、
プレゼンターは適度な動きを活用すると、プレゼンにメリハリが出て、
様々な効果が期待できそうです。
(1)移動
スティーブジョブスのプレゼンは、大会場のステージの上で、様々なActionを使っています。
特徴としては、適度にステージの上を動き回っていること。
左手から登場して、たまに右手に移動したり、センターで喋ったりする。
その適度な移動がダイナミズムを生み、オーディエンスに緊張感を与えます。
ジョブスなみとは言えませんが、私も動き回っています。
そして、ひとつ意識をしているのは、オーディエンスとの距離感のコントロール。
距離と緊張感の関係を活用しているんです。
基本法則としては、、、
距離が縮まれば、オーディエンスに緊張が生まれます。
そして、距離が離れれば、リラックスが、、、
そんな効果を活用して、緊張とリラックスを適度に組み合わせると、
オーディエンスのプレゼンに対する集中力を高めることができるんです。
プレゼン環境によって、使える時と使えない時がありますが、
機会があれば、一度お試しあれ、、、
(2)表象と例示
表象の代表的なものとしては、
・首を縦に振って「肯定」、横に振って「否定」
・拳を握って「パワー」、「強調」
などなど、これは、言語代替動作と言われるものです。
例示の代表例は、
・両手を大きく広げて「大きさ」を強調
・3本の指を立てて「3つ」を表現
動作を通じて、形状、量、数字を表現するものです。
これらは、メッセージ伝達を促進しますね。
プレゼンに慣れていないと、とてもぎこちない動きになってしまいますが、
実は、手軽にできる割に効果は大きいと思いますよ。
ジョブスのプレゼンには、こういった動作は少なく、
表象、例示はあまり活用していません。
どちらかというと、手の動きは少なく、淡々とした印象を受けます。
続きはこちら
プレゼンのシチュエーションにもよりますが、
プレゼンターは適度な動きを活用すると、プレゼンにメリハリが出て、
様々な効果が期待できそうです。
(1)移動
スティーブジョブスのプレゼンは、大会場のステージの上で、様々なActionを使っています。
特徴としては、適度にステージの上を動き回っていること。
左手から登場して、たまに右手に移動したり、センターで喋ったりする。
その適度な移動がダイナミズムを生み、オーディエンスに緊張感を与えます。
そして、ひとつ意識をしているのは、オーディエンスとの距離感のコントロール。
距離と緊張感の関係を活用しているんです。
基本法則としては、、、
距離が縮まれば、オーディエンスに緊張が生まれます。
そして、距離が離れれば、リラックスが、、、
そんな効果を活用して、緊張とリラックスを適度に組み合わせると、
オーディエンスのプレゼンに対する集中力を高めることができるんです。
プレゼン環境によって、使える時と使えない時がありますが、
機会があれば、一度お試しあれ、、、
(2)表象と例示
表象の代表的なものとしては、
・首を縦に振って「肯定」、横に振って「否定」
・拳を握って「パワー」、「強調」
などなど、これは、言語代替動作と言われるものです。
例示の代表例は、
・両手を大きく広げて「大きさ」を強調
・3本の指を立てて「3つ」を表現
動作を通じて、形状、量、数字を表現するものです。
これらは、メッセージ伝達を促進しますね。
プレゼンに慣れていないと、とてもぎこちない動きになってしまいますが、
実は、手軽にできる割に効果は大きいと思いますよ。
ジョブスのプレゼンには、こういった動作は少なく、
表象、例示はあまり活用していません。
どちらかというと、手の動きは少なく、淡々とした印象を受けます。
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