パナソニック社が海外駐在員の家族を帰国させるように指示をしたと発表したのが2月9日でした。パンデミック対策セミナーも多数開催されていますが、医療の観点からではなく、中小企業における事業継続の観点からの対策を考えまして作成しています。

まず、当社作成のチェックリストです。

http://www.enna.co.jp/BCM/pandemic.html(右クリックで別ウィンドウにて開いて下さい)

このチェックリストの目的は、パンデミック自体については厚生労働省のWEB(http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html)をチェックし、フェーズ4に向けて何から手をつけようかと考えている実務担当者向けのカンタン・チェックリストを意識して作成しました。

また、チェック項目毎に必要となるプロセス図や帳票については、企業毎に異なる仕様のため、ある程度のデータが揃ってから公開できればと思います。が、今の中国での発生数と致死率(60%)を考えると、早急に対策をして頂いた方がよろしいかと思います。

特に、鉄道(大勢が一定期間、閉鎖環境に閉じ込められる)が主な公共交通機関である東京は、感染率は想定されている以上になるものと考えられますので、これからは日ごろからの情報収集と、備蓄を心がけて頂ければと思います。

尚、作成時に意識したことは以下の3つです。

1.社員及び社員家族の人命を最優先とする
2.安全を確保しながら業務の継続・再開を行う
3.社員全員がどこまで業務を行い、何を基準に業務を停止するかを明文化し共有する

すでに対策をされている企業にとってはあまり関係ありませんが、これから対策を考えていらっしゃる企業様には、ご参考にして頂ければと思います。


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