安重根の「万国公法不如大砲」遺墨を還収…光復節控え公開へ
独立運動家の安重根(アン・ジュングン)義士(1879〜1910)が殉国直前に残した遺墨が韓国内に還収(国外へ流出した文化財などを自国に取り戻すこと)され、光復節(独立記念日)を前に公開される。
「万国公法不如大砲」(万国公法は大砲にも及ばない)との意味が込められた書だ。安義士が殉国した1910年3月26日の数日前に残した遺墨とされる。
国家遺産庁の許民(ホ・ミン)庁長は5日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた下半期主要業務報告で、この遺墨を還収したことを明らかにした。国家遺産庁は13日に報道機関向けの公開説明会を開き、遺墨還収の経緯や鑑定結果などを公表する予定だ。
国家遺産庁はこの日の業務報告で、11月中に新たな宮殿・王陵の観覧料基準を発表し、2027年1月1日から適用すると明らかにした。2005年の改定以降、景福宮(キョンボックン)と昌徳宮(チャンドックン)の観覧料は大人1人3000ウォン(約332円)、昌慶宮(チャンギョングン)と徳寿宮(トクスグン)は1000ウォン、朝鮮王陵は大人500〜2000ウォンに据え置かれてきた。
また、韓国の文化遺産の世界的価値の公認に向けた取り組みとして、11月に「檀園(ダンウォン)高校4.16アーカイブ」と「需雲雑方(スウンジャッバン)と飲食知味方(ウムシクティミバン)」(料理書)の国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」アジア太平洋地域登録リストへの登録を推進する。「世界の記憶」アジア太平洋地域登録リストは、アジア太平洋地域単位で実施される記録遺産プログラムで、韓国は朝鮮王朝宮中扁額、三国遺事、泰安(テアン)原油流出事故克服記録物など6件が登録されている。
さらに国家遺産庁は、12月には「韓紙製作の伝統知識と技術および文化的実践」のユネスコ無形文化遺産登録を推進すると明らかにした。
![安重根(アン・ジュングン)義士。[写真 徐坰徳教授のSNS キャプチャー]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/d/ad86d_204_f618cf84_27a636f8.jpg)
