リーグ・アン第23節が4日に行なわれ、松井大輔の所属するル・マンは、ロリアンに2−1で逆転負けを喫した。

 前節で好調のマルセイユに2−0と完勝し9位に浮上したル・マンだが、今季初の連勝を逃し、順位を12位に下げた。前半終了間際に先制点をあげて優位に試合を進めたものの、後半8分にオウンゴールで同点に追いつかれるとコンビネーションを乱し、試合終了直前にロリアンのスティーブ・マルレに逆転ゴールを決められた。

 マルレはフランス代表で23試合出場の経験をもつ33歳のベテラン。国内ではオセール、リヨン、マルセイユで活躍し、イングランドのフラムでもプレーした。今シーズン、ドイツのヴォルフスブルクからロリアンに移籍してこれが初ゴール、チームに3連勝をもたらした。

 先発出場した松井は後半85分にFWドゥイヤールと交代させられた。逆転ゴールはその4分後だった。レキップ紙は、同じ1.5列目のバングラとともに「完全に不在」と厳しいコメント、オウンゴールのフィシェールに次いで低い4点(両チームの平均5.11)という評価を与えた。後半68分には危険なタックルで2試合連続の警告を受けた。