森保監督がインドネシア代表について語った。(C)SOCCER DIGEST

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 日本代表を率いる森保一監督が、インドネシアサッカーの現状と未来に言及した。

 現地11月15日に行なわれた北中米ワールドカップ・アジア最終予選第5節で、インドネシアと日本が前者のホームで対戦。アウェーチームが4−0の完勝を収めた。

 5節を終えて日本は4勝1分の無敗で勝点13、首位を快走する。一方のインドネシアは3分2敗でいまだ勝利がなく、勝点3で最下位に沈む。

 試合後の会見で現地メディアから「インドネシアはまだワールドカップに出場できると思われますか?」と問われた日本の指揮官は、「出場できるだけの力は持っているチームだと思います」と応じ、こう続ける。

「選手個々の能力を見ても、ワールドカップに出場するだけの力はあると思いますし、今はなかなか練習の時間が取れてないところもあると思いますが、シン・テヨン監督がニューフェイス、メンバーがいるなかでも、うまくチーム作りをしていると思いますので、これは時間が経てば、より結果にもつながってくると今日の試合で感じました」
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 さらに、2つの理由でインドネシアサッカーのポテンシャルを称えた。

「何よりも、インドネシアのサッカー熱が素晴らしいと思いますし、今の帰化選手を強化の一環としているところも、国策として国がサポートしていることは、間違いなくサッカーの現場で評価につながる部分かなと思います」

 多くの帰化選手を擁するインドネシア代表は、2年後の大舞台に立つことはできるのか。まずは今予選で初白星を挙げたいところだ。次戦は19日に勝点6で3位のサウジアラビアとホームで相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部