侍ジャパンがチェコに快勝 “初選出組”が躍動…清宮が適時打、辰己が3ラン、才木、北山が完全投球
◇強化試合 日本―チェコ(2024年11月9日 バンテリンD)
「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」は9日、強化試合としてチェコと対戦し、7―1で快勝した。10日もバンテリンドームで同戦が行われる。
1―1で迎えた6回、1死満塁から栗原の左犠飛で勝ち越すと、さらに森下の左前打で加点。7回には途中出場の清宮の右中間適時二塁打、さらに辰己の右中間3ランで突き放した。
先発の高橋宏は3回4安打1失点も2四死球を与えるなど制球面に不安を残した。2番手の才木は3回完全で7奪三振、3番手の北山も2回をパーフェクトに抑えた。最後は大勢が締めた。
プレミア12は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の国際大会で、最新の世界ランキング上位12位までの国・地域が参加することが、昨年12月に発表された。日本は15年の第1回大会は準決勝で韓国に逆転負けして3位、19年の第2回大会で初優勝した。今回の第3回大会は11月10日から24日まで開催され、決勝は東京ドームで開催される。
1次ラウンドは6チームずつ2組に分かれ、各組上位2チームがスーパーラウンドに進出する。日本はB組に入り、13日にバンテリンドームでオーストラリアと初戦を迎える。2戦目以降は台湾で行われ、21日からのスーパーラウンド、3位決定戦、決勝は東京ドームで行われる。